バハマ外務省、米国への旅行者に注意喚起 黒人射殺など受け

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バハマ外務省が、銃撃事件の相次ぐ米国へ渡航する自国民に注意を呼びかけた

バハマ外務省が、銃撃事件の相次ぐ米国へ渡航する自国民に注意を呼びかけた

(CNN) 米国で警官による黒人射殺とそれに対する抗議デモ、警官狙撃事件が発生したことを受け、カリブ海の島国バハマの外務省が自国民に、米国へ渡航する際は十分に注意するよう警告を発した。

バハマは黒人人口が大半を占める国。外務省は8日の声明で、米国への旅行者は混雑した場所やデモ会場を避けるよう呼び掛けた。特に、最近事件が起きた都市でバハマの若い男性が警官と遭遇するような場面では十分に注意し、反抗的な態度を取らずに協力するよう求めた。

また、訪問先の都市では一般市民への通知やニュースでの発表にも気をつけておくことを勧めている。

バハマでは11日が独立記念日に当たり、連休を利用して米国を訪れる旅行者が多いことから、当局が警告に踏み切ったとみられる。

英外務省も今年4月、米ノースカロライナ、ミシシッピ両州で性的少数者をめぐる立法が議論を呼んだことを受け、渡航者に注意を促した。

従来は米国側が外国への旅行者に注意を喚起するケースが多く、最近もベネズエラやイラク、バングラデシュなどが対象となっている。

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