エジプト機墜落 遺体の一部を収容、原因究明の作業続く

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墜落現場で遺体の一部が収容された

墜落現場で遺体の一部が収容された

(CNN) エジプト航空804便の墜落原因を調べているエジプトの事故調査委員会は4日までに、地中海の墜落現場で遺体の一部が収容されたことを明らかにした。

エジプト当局の依頼を受けた捜索船が、遺体を見つけて収容した。同国の捜査、検察当局に引き渡すため、北部アレクサンドリアの港へ向かっている。

遺体は損傷が激しく、何人の身元が確認されるかは不明。調査委の声明によると、入港後ただちに首都カイロの法医学捜査当局へ運び、DNA解析を始める予定だという。

同機は5月19日、パリからカイロへ向かう途中で地中海に墜落し、搭乗していた66人が全員死亡した。

墜落の原因は依然として不明のまま。先月破損した状態で回収された音声記録装置(ボイスレコーダー)と飛行記録装置(フライトレコーダー)を修復し、データを取り出す作業が進められている。当局者によると、初期のデータ分析や残骸の状態から、機内で熱と煙が発生していた可能性が指摘されている。

捜索船はこの後現場海域へ引き返し、遺体と残骸の捜索を再開することになっている。

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