難民に帰国迫る「道路標識」で論議 デンマーク

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デンマークにたどりついた移民の人々

デンマークにたどりついた移民の人々

(CNN) 難民や移民の受け入れの是非を巡る国内論議が続く北欧デンマークの小さな都市で難民らに母国への帰国を迫る「道路標識」が出現し、論議を招いている。問題の標識は、「シリアまで4426キロ」「イラクまで5317キロ」などの内容となっている。

この都市は同国の首都コペンハーゲンから北西へ約354キロ離れたティステズ。問題の標識は既存の標識の下に添えられていた。反移民の感情が国内に高まっていることに乗じた行動とみられる。

標識はその後、取り外されていた。

この標識に対しては屈辱的と否定する意見もあるが、移民排斥を訴えるデンマーク国民党は支持を表明。カールセン同党党首はツイッターで、党は今回の標識に関与していないもののその内容は100%支持すると強調した。標識を掲げた人物の心当たりはないが、同党党員の可能性もあるとした。

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