北朝鮮、来月6日に党大会 36年ぶり開催

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朝鮮労働党は来月6日、7度目となる党大会を開催する

朝鮮労働党は来月6日、7度目となる党大会を開催する

(CNN) 北朝鮮は、朝鮮労働党の7度目となる党大会を来月6日に開くと発表した。国営メディアの朝鮮中央通信が27日までに報じた。党大会の開催は1980年以来となる。

前回の党大会では、金正恩(キムジョンウン)第1書記の父、金正日(キムジョンイル)氏が父親の金日成(キムイルソン)氏から最高指導者の地位を引き継ぐことが正式に発表された。朝鮮中央通信は昨年、今回の開催について「党の要求と革命の進展を十分に考察する」ことが目的と伝えていた。

ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)付属の米韓研究所で副所長を務めるジェニー・タウン氏は「党大会では何らかの重大な発表があると予想している。最も可能性が高いのは経済政策に関する内容だ」との見方を示した。

核やミサイルなどの実験を繰り返す北朝鮮は、国際社会からの制裁措置や域内唯一の同盟国である中国との関係悪化を受け、経済的に厳しい状況に追い込まれている。

タウン氏は「核開発の進展によって国内向けの政治宣伝には成功しているものの、経済面での公約を実現するのは至難の業だろう」と指摘した。

党大会の目的については、韓国の北韓大学院大学校に籍を置く専門家が昨年の発表の時点で、金正恩体制の安定性を誇示する狙いがあるのではないかと分析。軍から党への権限のシフトを反映する動きである可能性も示唆していた。

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