ロシア軍機、今度は米軍偵察機に異常接近 バルト海上空

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偵察機RC135

偵察機RC135

ワシントン(CNN) 米軍の欧州軍司令部は17日までに、バルト海上空の国際空域で通常任務を遂行中の米空軍偵察機RC135にロシア軍戦闘機が異常接近し、横転飛行など敵対的な意図をにじませる行動を示したと発表した。

CNNの取材に応じた同司令部の報道担当者によると、ロシア軍機との遭遇は14日に発生。戦闘機は単座式のスホイ27型機で偵察機の翼の先端部分には約15メートルの距離まで近づいた。RC135機の左側方向から横転飛行などして右側部分に移る飛行を見せたという。

同偵察機はロシア領空を侵犯していなかった。スホイ27の行動は安全飛行を損ねる軍事的に未熟なものと批判、両国関係の緊張を不必要に高めかねないとしてロシア政府に抗議した。

バルト海の公海上では先週、ロシア軍戦闘機が米軍駆逐艦「ドナルド・クック」に最短で約9メートルまで異常接近する事態も発生。米政府はモスクワ駐在の米大使館を通じ、ロシア政府に懸念を公式に伝えていた。

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