アルカイダ、アフガンで勢力復活 「大きな脅威」当局者

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アフガニスタンに駐留する米軍

アフガニスタンに駐留する米軍

カブール(CNN) アフガニスタンや米国の政府高官によると、アフガン国内で最近、国際テロ組織アルカイダの動きが活発化し、同国に大きな脅威を及ぼしている。

アフガンのスタネクザイ国防相代行はこのほどCNNとのインタビューで、アルカイダがひそかに勢力を盛り返しているとの見方を示した。目立たない所で組織を立て直し、欧米への大規模な攻撃の準備を進めている恐れがあるとしたうえで「大きな脅威だ」と危機感をにじませた。

アフガン駐留米軍のジェフ・ブキャナン少将によると、米軍とアフガン軍の特殊部隊は昨年10月、南部カンダハルで見つかったアルカイダの訓練キャンプを破壊した。

それまでの推定で、アフガン国内にいるアルカイダのメンバーは50~100人にとどまるとみられていたが、このキャンプだけでも150人のメンバーがいたことが判明。「アフガンの遠隔地域には明らかにアルカイダ指導者が潜んでいる」と、ブキャナン氏は指摘する。国内の正規メンバーや協力者を合わせると約300人に達するというのが、米当局の見方だ。

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