欧州テロ、ユーロ2016も狙われていた アブリニ容疑者が供述

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モハメド・アブリニ容疑者がユーロ2016を狙ったテロを計画していたと供述

モハメド・アブリニ容疑者がユーロ2016を狙ったテロを計画していたと供述

(CNN) パリとブリュッセルの同時テロに関与した過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の犯行グループは、6月にフランスで開催されるサッカー欧州選手権(ユーロ2016)を狙ったテロも計画していたことが分かった。

ブリュッセルで逮捕されたモハメド・アブリニ容疑者が捜査員に供述したという。捜査状況に詳しい情報筋がCNNに語ったところによると、当局は真偽の確認を急いでいる。

世界最大級の国際スポーツ大会として知られるユーロ2016は、6月10日から7月10日にかけて仏各地の都市で開催される。パリ同時テロではサッカーの国際親善試合が行われていた国立競技場付近でも3件の自爆テロが起きたことから、ユーロ2016についても警備をめぐる懸念が指摘されていた。

同情報筋によれば、当局はさらに、ブリュッセルで自爆した兄弟のハリド・バクラウィ、イブラヒム・バクラウィ両容疑者が使っていたコンピューターを、犯行グループの爆弾製造施設の外にあったごみ箱から発見。コンピューターには、標的の候補としてパリ近郊ラデファンスのショッピングセンターやカトリック系の団体を検討した文書のファイルが入っていた。

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