世界初、デング熱ワクチン接種プログラム フィリピンで開始

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フィリピンでデング熱ワクチンの接種が始まった

フィリピンでデング熱ワクチンの接種が始まった

(CNN) フィリピン保健省は7日までに、学校を対象としたデング熱のワクチン接種プログラムを開始した。リスクの高い子どもを対象に接種プログラムを行うのは世界でも初めて。

対象となるのはデング熱の感染の可能性が高い地域にある学校の生徒ら。ワクチンの製造業者は今後5年間で同国での発症例が24%減少すると見ている。

開発には20年の月日と18億ドル(約2000億円)の費用を要した。

デング熱はウイルスを持った蚊に刺されて感染し、高熱や発疹などの重い症状を伴う。世界保健機関(WHO)によると、毎年3億9000万人が感染し、2万5000人の死者が出ている。製薬会社によると、デング熱の患者の7割はアジア地域で、フィリピンでは2013年に20万件の報告があったという。

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