国連、南スーダン軍の残虐行為を非難 住民殺害や強姦

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アムネスティ・インターナショナルもコンテナに住民60人を閉じ込め死亡させた迫害例などを提示

アムネスティ・インターナショナルもコンテナに住民60人を閉じ込め死亡させた迫害例などを提示

報告書は、少女や女性に対する性的暴行ではユニティ州1州のみで昨年4~9月の間に1300件以上の事例が起きたと指摘。ただ、実際の数字はより多いとも見ている。南スーダンは10州から成る。

抵抗やレイプ犯の目を見たなどの理由で殺害されたとの目撃者の証言も紹介した。報告書は、軍兵士は村落襲撃などで女性や少女を商品とみなし、他の私有財産と共に奪い去っているとも批判した。

内戦に伴い、居住先などを追われた住民は200万人以上とされ、犠牲者は数万人規模となっている。アフリカ連合(AU)は昨年、南スーダン紛争の両当事者は人肉を口にする野蛮行為や子どもの軍への強制編入などに関与していると非難する報告書を公表していた。

一方、南スーダン軍の報道担当者は11日、国連報告書の内容に触れ、実情を反映していないと反論。軍は人権侵害行為の報告は受けていないとし、仮にそのような行為を犯した者が見付かった場合、調査し裁きを受けさせると主張した。

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