マレーシア機、消息不明から2年 機長犯人説を検証する

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マレーシア機、消息を絶ってから2年

(CNN) 乗客乗員238人を乗せたマレーシア航空370便が消息を絶ってから、8日で2年。その真相をめぐって新たな著書を出したCNNの航空分野担当、リチャード・クエスト記者が、「機長の犯行」説などについて論評する。

マレーシア航空機のなぞは今も解決していない。消息を絶った真相については、大きく分けて2つの説がある。

ひとつ目は、同機を操縦していたザハリエ機長(53)が機体を乗っ取り、乗客乗員もろともインド洋南部に突っ込んだという説。

もうひとつは機体に何らかの故障が起きたという説だ。私はこちらを支持している。

故障説によると、機長はマレーシアへ引き返そうとしたが操縦不能の状態に陥り、機体はそのまま飛び続けた可能性がある。あるいは墜落を覚悟した機長らが、地上の被害を避けるために海へ突っ込む英断を下したとも考えられる。

端的に言って、真相は分からないというのが答えだろう。現時点で真実を主張する人がいたら、それは作り話だ。

私が機長の犯行という説に同意できない理由はいくつかある。

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