難民1万人超、ギリシャで立ち往生 西欧入りの手続き進まず

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受け入れ制限強化で越境は一段と困難に

ギリシャ北部イドメニ(CNN) ギリシャ北部のイドメニで、隣国マケドニアとの国境を通過できない難民ら1万2000人以上が立ち往生し、テントでの生活を強いられている。

難民らが眠る小さなテントにはスプレーで「助けて、寒い」などの文字が吹き付けられていた。子どもたちはあてもなく時間を過ごし、パンとチーズの配給に長い列ができる。

ドイツやスウェーデンを目指す難民にとって、欧州入りは難しくなる一方だ。マケドニアとの国境を越えることが許されるのは、毎日数十人のイラク人とシリア人だけ。最近はシリア人に対しても、条件や書類手続きがますます厳しくなっている。

国連難民高等弁務官事務所の報道官が6日、ギリシャ国境警察の話としてCNNに語ったところによると、マケドニアは今後さらに、イラクとシリアの出身県ごとに難民の受け入れ人数を制限する方針だという。

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