シエラレオネで新たなエボラ熱患者 終息宣言後2例目

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シエラレオネでエボラ終息宣言後に2例目の患者が出た

シエラレオネでエボラ終息宣言後に2例目の患者が出た

(CNN) 世界保健機関(WHO)は23日までに、アフリカ西部シエラレオネでエボラ出血熱の感染者が新たに1人確認されたと発表した。西アフリカ地域で今月14日にエボラ終息宣言が出されてからは2例目の感染となった。

シエラレオネでは先週、22歳の女性がエボラで死亡。今回判明した2人目の患者はこの女性のおばで、首都フリータウンで治療を受けているという。

WHOの報道担当者によると、おばは亡くなっためいの看病に当たっており、隔離措置となっていた20日に感染が確認された。22歳女性は隣国のギニアで発病していた。

ギニア、シエラレオネやリベリアの西アフリカ諸国中心に大流行したエボラ出血熱では約1万1300人が死亡し、感染者は2万8600人に達した。終息宣言は出されたものの小規模の再発は有り得るとの懸念もあり、引き続きの警戒が呼び掛けられてもいた。

リベリアでも昨年5月にエボラ封じ込めが宣言されたが、その後、2件の感染が確認されていた。

3カ国とも最後の患者が確認されて以来、潜伏期間の2倍に当たる42日以上が過ぎていた。ただ、回復後も男性の精液などに最長で1年間ウイルスが残り、性的交渉の相手に感染する例がまれにあるとの研究結果も判明していた。

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