米、台湾にフリゲート艦などを売却へ 中国の非難退ける

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中国は米国による台湾への武器売却に反発している

中国は米国による台湾への武器売却に反発している

(CNN) オバマ米政権は16日、台湾への18億3000万ドル(約2240億円)相当の武器売却を承認した。米国から台湾への武器売却は4年ぶり。

国務省によると、台湾に売却するのは米海軍の誘導ミサイルフリゲート艦2隻、水陸両用戦車、対空・対艦システムなど防衛用の兵器のみ。報道官は「米国は6代の政権で一貫して台湾への武器売却の政策を維持してきた」と説明している。

台湾はこの発表について「台湾の安全保障に貢献する米国の姿勢を示すもの」と歓迎する声明を発表した。

一方、米国から台湾への武器売却に一貫して反対してきた中国は16日、在中国米大使館の臨時代理大使を呼び出した。中国の鄭沢光外務次官は「国際法に違反すると同時に、中国の領土および安全保障上の利益を侵害するもの」と非難した。

米国は、中国に対する外交政策に変更はないと強調している。

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