シリア人5人、偽造パスポート所持で拘束 ホンジュラス

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偽造パスポートを使って5カ国へ渡航した後、中米のホンジュラスへ

偽造パスポートを使って5カ国へ渡航した後、中米のホンジュラスへ

(CNN) 中米ホンジュラスの警察は18日、偽造パスポートを使って同国へ入国したシリア人の男5人を文書偽造の疑いで拘束したと発表した。

警察によると、男たちが使っていたのはギリシャで盗まれたパスポートだったことが判明。陸路で米国へ不法入国しようとした疑いがあると見て調べている。

拘束にはギリシャ当局と国際刑事警察機構(インターポール)がかかわった。5人はホンジュラスに入国する前に、レバノン、トルコ、ブラジル、アルゼンチン、コスタリカへの渡航歴があったという。警察は、当局が5人を追跡していた理由は明らかにしていない。

シリア難民を巡っては、パリで13日に起きた同時テロの実行犯の1人が難民を装って欧州に入っていた可能性があることが分かり、難民受け入れに対する懸念が強まっている。

米当局者によれば、カリブ海のセントマーティン島でも数日前、シリア出身を名乗る3人がギリシャの偽造パスポートを所持していたとして拘束されていた。

この3人はいずれもテロとは無関係だった。テロとは関係なく偽造パスポートなどを使って渡航する難民や移民は世界各地で多数に上る。

地元メディアによれば、ホンジュラスで今年に入って拘束された不法入国者は1万2000人を超えている。

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