グアンタナモ収容所の最後の英国市民、14年ぶりの帰国

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グアンタナモ収容所の最後の英国市民、14年ぶりの帰国

(CNN) キューバのグアンタナモ米軍基地にあるテロ容疑者の収容施設に拘束されていた最後の英国市民が釈放され、30日に英国に帰国した。

釈放されたのはシャケル・アーメル氏。アフガニスタンで2001年、懸賞金がかけられて拘束され、米国に身柄を移送されていた。07年に釈放可能と判断され、8年後の今月30日、ついに英国に帰国した。

アーメル氏は30日、「私が強い気持ちでいられたのは、真実を強く追求する人々の支援のおかげ」と声明で述べ、神や妻、家族、子どものほか、担当弁護士に感謝の意を表した。

また自身の正当な処遇を求め、グアンタナモ基地にある収容所の閉鎖を要求してきたすべての人を称賛。「彼らが戦っていることを知らなければ、一度ならず諦めていただろう。人々が行動、考え、祈りによって成し遂げたことに感銘を受けている。正義を求める彼らの献身的な姿勢がなければ、私はいま英国にいないだろう」とも述べた。

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