インド洋の海上に白い物体 マレーシア機の残骸か

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(CNN) フランスの民間航空当局によると、インド洋西部の仏領レユニオン島沖で15日朝、漂流中の大きな物体が見つかった。同島には7月に飛行機の残骸が漂着し、昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空MH370便(ボーイング777―200型機)の翼の一部と断定されている。

レユニオン島の仏当局者によると、高度3000メートルの上空を飛行していたエールフランス航空機のパイロットが、レユニオン島の北西約70キロの沖合に「白い物体」が浮いているのを発見した。

「この高さから確認できたということは大きな物体に違いない」と、同当局者は指摘する。

近くを航行していた商船に確認を依頼したが、何も見つからなかった。地元当局者は、仏軍にも捜索を要請したと述べた。

MH370便は乗員乗客239人を乗せてマレーシアから北京へ向かう途中で消息を絶った。ルートから大きく南へそれたインド洋南部に墜落したとみられ、オーストラリア西部の沖合で捜索が続いている。当局者らによれば、レユニオン島は残骸漂着の可能性がある範囲内に位置している。

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