北朝鮮、「米国を核攻撃する用意あり」と警告

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北朝鮮西岸の西海衛星発射場。ロケット発射に向けた改修が進んでいるとみられる=2012年4月

北朝鮮西岸の西海衛星発射場。ロケット発射に向けた改修が進んでいるとみられる=2012年4月

(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は15日、原子力研究院長の発言として、米国が「無謀な敵対政策」を続けるならば核兵器を使って攻撃する用意は完全に整っていると警告した。

同院長は、北朝鮮が核兵器を「量、質ともに」拡充していると主張。寧辺の核施設も正常に稼働していると述べた。寧辺にはプルトニウムを生成する原子炉やウラン濃縮施設がある。

北朝鮮はこれまでも、米国に対する核使用を繰り返し警告してきた。しかし米本土に到達する長距離ミサイルの技術を持っているかどうかは疑問視されている。

14日にはKCNAを通し、近く「人工衛星」を打ち上げる可能性を示唆していた。実際には弾道ミサイルの発射実験を実施する計画とみられる。

同院長は核開発計画について、「米国の極めて敵対的な政策」や核の脅威に対する自衛措置だとする立場を改めて強調した。

韓国政府はこの報道を受け、「米国と緊密な連携を取りながら状況を調べている」との声明を出した。

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