ナイジェリアの教会で自爆テロ、聖職者ら5人死亡

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カノ(CNN) ナイジェリア北東部ポティスクムにあるキリスト教会で5日、男が自爆し、牧師1人と信者4人が死亡した。

警察と目撃者らがCNNに語ったところによると、死者の中には子ども2人とその母親が含まれている。

犯行声明は出ていないが、攻撃の手口や標的、場所などは、イスラム過激派「ボコ・ハラム」の過去の犯行と共通している。

ポティスクムはヨベ州の商業中心都市で、これまでもボコ・ハラムによるとみられるテロで多数の死者が出ている。

警察によると、今年はすでに少なくとも4回のテロが発生。1月には携帯電話の売り場で女性2人が自爆し、3人が死亡した。さらに翌週、バス停で起きた自爆テロで4人が死亡。2月にもバス停での自爆で17人の死者が出た。5月には着衣に爆弾を仕掛け、銃で武装した自爆犯が市内の大学を襲った。

ボコ・ハラムは学校や警察のほか、教会を狙った攻撃も繰り返している。

続発する攻撃に対し、米国務省のカービー報道官は声明で「米国は引き続きナイジェリア当局を支援し、ボコ・ハラムの脅威と戦うための作戦立案に協力する」と述べた。

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