リビア首相暗殺未遂、車列妨害の車から銃撃

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リビア東部のトブルクで、シンニ首相を狙った暗殺未遂事件が発生した

リビア東部のトブルクで、シンニ首相を狙った暗殺未遂事件が発生した

(CNN) リビア暫定政権の議会がある東部のトブルクで26日、シンニ首相を狙った暗殺未遂事件があった。当局者によると、首相は無事だった。

リビア国営LANA通信が暫定政権報道官の話として伝えたところでは、5台の車がシンニ首相の車列を妨害し、このうち1台に乗っていた男が首相の車を銃撃した。

首相は無事だったが、警護隊員の1人が銃撃のさ中に車から飛び出して軽傷を負ったという。

シンニ首相はこの日、トブルクで議会の質疑応答に出席していた。暫定政権の発表によれば、建物の外で銃声が聞こえ、武装したデモ隊が議会襲撃を計画しているとの情報があったため、首相と閣僚が議事堂から退出していた。

リビアは現在、2つの政府と2つの議会が併存する状態になっている。トリポリで樹立を宣言した政権とは別に、シンニ首相率いる暫定政権はトリポリを脱出して東部の都市バイダに拠点を移した。国際社会はシンニ暫定政権を承認している。

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