ナイジェリア軍、ボコ・ハラム拠点を攻撃 女性ら20人救出

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ナイジェリア軍は北東部サンビサ森林地帯から女性や子どもら20人を救出したと発表

ナイジェリア軍は北東部サンビサ森林地帯から女性や子どもら20人を救出したと発表

(CNN) ナイジェリア軍は23日、イスラム過激派「ボコ・ハラム」への掃討作戦でメンバー数十人を殺害し、女性や子ども20人を救出したと発表した。

軍報道官によると、女性らはボコ・ハラムの拠点とされるサンビサ森林地帯から救出された。人質になっていたのかどうかは明らかでない。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによれば、ボコ・ハラムには過去1年間だけで2000人以上の女性や子どもが拉致されている。

ナイジェリア軍はこの数カ月間、人質救出を含む掃討作戦で一定の成果をあげてきた。

サンビサは野生動物の保護区として知られた広大な森林地帯。ナイジェリア軍は今回の作戦で、ボコ・ハラムの弾薬庫2カ所と、装甲車1台、オートバイ70台のほか車両10台以上を破壊した。現在も空爆や砲撃による攻撃を続けているという。

ボコ・ハラムは現地の言葉で「西洋の教育は罪」という意味。ナイジェリア全土へのイスラム法(シャリア)導入を掲げ、近年は北東部の学校から多数の女子生徒を拉致するなど民間人への攻撃を繰り返している。

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