エジプト、サウジのイエメン介入支援 地域の宗派抗争の様相

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サウジアラビアのアルジュベール駐米大使がイエメンでの軍事作戦開始を発表

サウジアラビアのアルジュベール駐米大使がイエメンでの軍事作戦開始を発表

(CNN) エジプトの国営通信は26日、サウジアラビアや一部のペルシャ湾諸国がイエメンに対して行った軍事介入に触れ、エジプトが空爆などの作戦への政治的、軍事的支援に踏み切る方針を決めたと報じた。

同国外務省筋の情報としている。軍事作戦に関与する準備作業についてサウジや湾岸諸国と協議中とも伝えた。支援の具体的内容については空海戦力に加え、必要なら地上軍を出動させる可能性があるとしている。

サウジや湾岸諸国、エジプトの政権はイスラム教スンニ派が主導し、フーシ派はシーア派の大国イランの支援を受けているともされる。今回のサウジなどの軍事介入を受け、イエメン情勢は地域間の宗派対立を反映する代理紛争の様相も呈してきた。

サウジ当局筋は26日、CNNに対しサウジ空軍はイエメンで政権掌握を宣言したイスラム教シーア派の武装組織「フーシ派」の対空防衛網をほぼ無力化し、多数の戦闘機を破壊したことを明らかにした。サウジがイエメンの大半の制空権を基本的に押さえたとし、飛行禁止空域の設定を進めているとも述べた。

サウジの国営テレビ「アラビーヤ」は、同国はイエメン介入の湾岸諸国の連合軍に軍用機100機、地上兵力約15万人の投入を約束したと伝えた。

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