人質2人に期限迫る 後藤さん母が解放訴え

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後藤さんと湯川遥菜さん(42)の2人がシリアへ渡った経緯はある程度の詳細が分かってきた。湯川さんの友人によれば、2人は知り合いだったという。

後藤さんは昨年10月、ISISの支配地域に入る前にトルコとシリアの国境付近でビデオを撮影し、「何があっても責任は私にある」と語っていた。

シリアで後藤さんに協力していたというアラアッディーン・ザイムさんはCNNの取材に対し、ISISが支配するラッカには行かない方がいいと警告したことを明らかにした。

これに対して後藤さんは、「私はアメリカ人でもイギリス人でもない。私は日本人だ。だから行ける」と答えたという。

後藤さんは出発前に友人や妻の連絡先が書かれたメモをザイムさんに渡していた。1週間たっても連絡がなかったため、ザイムさんから妻に電話したという。

一方、友人の話では、湯川さんは民間軍事会社の設立に向けて戦闘経験やサバイバル経験を積む目的で昨年シリアに渡り、現地で後藤さんと知り合った。いったん帰国した後、7月に再びシリアに渡り、8月に拘束された。

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