ボコ・ハラム、多国籍部隊の基地を占拠 ナイジェリア

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ナイジェリア北東部で自爆テロや襲撃が相次ぎ死傷者が出た

ナイジェリア北東部で自爆テロや襲撃が相次ぎ死傷者が出た

(CNN) ナイジェリア北東部バガの郊外にある多国籍部隊の基地がイスラム過激派「ボコ・ハラム」に襲撃され、数時間にわたる戦闘の末に占拠された。政府当局者が明らかにした。

当局者によると、重装備した相当数の集団が3日に基地を襲撃し、ナイジェリア、ニジェール、チャド軍で構成する多国籍部隊との間で戦闘が発生。ボコ・ハラム側が多国籍部隊を圧倒し、基地を占拠した。当時基地にいた兵士の数は分かっていない。

多国籍部隊は軽火器の蔓延や人身売買の横行に対抗する目的で1998年に創設され、最近ではボコ・ハラムの掃討にかかわっていた。

隣国チャドに逃れたバガの住民は、武装集団が数百棟の民家に放火し、商店を略奪したと証言。住民に対する無差別な銃の乱射で大量の犠牲者が出た可能性があると話している。

ボコ・ハラムは2009年以来、ナイジェリア北部で警察や学校、教会、民間人に対する襲撃や、政府庁舎を狙った爆弾事件を繰り返している。

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