金敬姫氏、夫張成沢氏の処刑後に死亡 脱北者が証言

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(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記の叔母、金敬姫(キムギョンヒ)氏は、夫の張成沢(チャンソンテク)氏の処刑について電話で金第1書記と言い争っている時に致命的な心臓まひをおこした。同国の姜成山(カンソンサン)前首相の娘婿で、脱北者の康明道(カンミョンド)氏が明らかにした。

金敬姫氏は、3年前に亡くなった故・金正日(キムジョンイル)総書記の妹にあたる。金敬姫氏の夫で、金第1書記の義理の叔父である張成沢氏は、金第1書記が軍最高司令官に就任した際に重要な役割を果たしたと見られ、北朝鮮のナンバー2とされていたが、昨年12月に国家転覆を試みたとして処刑され、世界の多くの北朝鮮専門家を驚かせた。

康氏によると、金敬姫氏は、張氏が処刑された数日後に3度目の心臓まひをおこした。その時、金敬姫氏は金第1書記と電話で話している最中だったという。金敬姫氏は病院に運ばれたが、後に死亡したという。

金敬姫氏が張氏の処刑の数日後に亡くなったため、北朝鮮政府は国民が金敬姫氏の死と張氏の処刑を結びつけることを恐れ、金敬姫氏の死を発表しなかったという。

韓国メディアは、金敬姫氏が張氏の処刑の5日後に自殺を図ったと報じている。

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