香港当局、中心街の一部でバリケード撤去を開始

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
金鐘(アドミラルティ)地区にデモ参加者が集う様子=17日

金鐘(アドミラルティ)地区にデモ参加者が集う様子=17日

香港(CNN) 香港当局は18日、民主派デモ隊が約2カ月前から占拠している中心街の一部でバリケードの撤去作業を開始した。

香港高等法院が中心部の官庁街、金鐘(アドミラルティ)地区にある中信(CITIC)タワー前の障害物撤去を命じたことを受け、執行官や警官、CITIC関係者らが金属製のバリケードなどを取り壊した。

デモ隊からの抵抗はなく、一部のグループが事前にテントを片付けたり、執行官らの作業を手伝ったりする場面もみられた。

高等法院はまた、九龍半島側の繁華街、旺角(モンコック)の一部についても障害物の撤去を指示した。旺角ではこれまでに激しい衝突が起きて機動隊が投入され、デモ隊と政府側との交渉も難航していた。

デモ隊は行政長官選挙の民主化などを要求してきたが、最近は参加者の数が減り、世論調査でも支持を失いつつある。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]