12人に死刑判決、7月の新疆ウイグル襲撃事件

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新疆ウイグル自治区では多くの地域で治安態勢の強化が行われている。7月の襲撃事件で12人に死刑判決が出された

新疆ウイグル自治区では多くの地域で治安態勢の強化が行われている。7月の襲撃事件で12人に死刑判決が出された

香港(CNN) 中国・新疆ウイグル自治区カシュガル地区ヤルカンド県で今年7月にナイフやおのを持った集団が住民らを襲い数十人が死亡した事件で、カシュガルの裁判所は13日、12人の被告に死刑を言い渡した。

被告らは警察署や政府機関、車両などを襲ったとされ、警察が反撃して数十人を射殺した。当局はこの事件を「組織的、計画的なテロ攻撃」と非難していた。

国営新華社通信が自治区当局からの公式発表として伝えたところによると、ほかに15人が2年の執行猶予付き死刑判決を受け、9人が無期懲役、20人が懲役4~20年を言い渡された。被告のうち2人は保護観察処分となった。

同自治区ではイスラム教を信仰するウイグル族が治安当局の締め付けや漢族による利益独占に反感を募らせるなか、テロとみられる暴力事件が続発している。

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