御嶽山噴火の死者12人、心肺停止36人に 捜索は中断

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御嶽山噴火

御嶽山(CNN) 御嶽山の噴火で、長野県警は29日、新たに5人の登山者が心肺停止状態で見つかったと発表した。

県警によると、同日までに心肺停止状態で発見された人は計36人となった。このうち12人はふもとに搬送され、死亡が確認された。

山頂付近は有毒な火山ガスである硫化水素の濃度が上がって危険な状態と判断され、捜索活動は中断を余儀なくされている。

御嶽山は東京から西へ約200キロ離れた長野県と岐阜県の境に位置し、火山のなかでは標高は富士山に次いで日本第2位。秋の紅葉シーズンを中心に、例年多くの登山者が訪れる。1979年に起きた前回の噴火は数カ月間続き、噴出した火山灰などの総量は20万トンを超えた。

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