世界各地で温暖化防止デモ、ディカプリオさんも参加

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温暖化防止、世界各地でデモ

米ニューヨークの国連本部で開かれる気候サミットの開幕を2日後に控え、世界各地で地球温暖化対策を呼びかけるデモ行進が21日に行われた。

米ニューヨーク・マンハッタンを練り歩くデモ行進には数万人が参加。国連の潘基文(パンギムン)事務総長やアル・ゴア元米副大統領のほか、気候変動に取り組む国連平和大使に任命された俳優のレオナルド・ディカプリオさん、マーク・ラファロさん、コメディアンのクリス・ロックさんなどの芸能人も加わった。

中には「排出量を減らさなければ、魚と一緒に寝る羽目になる」という横断幕を掲げた参加者も。

デモ主催団体のライケン・パテル代表は、「米中西部やカリフォルニア州では大規模な干ばつが起きている。東部沿岸やメキシコ湾岸は壊滅的な暴風雨に見舞われ、あちこちで洪水が頻発する。我々が直ちに方向転換しなければ、これだけでは済まなくなる」と訴えた。

地球温暖化防止デモは東京、ロンドン、パリ、ベルリンなど世界各地で行われたが、中でもニューヨークは最大規模とされ、参加者は主催者の予想で最大10万人、ニューヨーク市警の予想では約3万人だった。

地球温暖化対策について話し合う気候サミットは23日から国連本部で始まる。オバマ米大統領やディカプリオさんも演説を予定している。

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