ウクライナ大統領、「ロシアと東部停戦で合意」

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ウクライナとロシア首脳が電話会談、東部停戦へ道筋

(CNN) ウクライナの大統領府は3日、ポロシェンコ大統領がロシアのプーチン大統領と電話で会談し、ウクライナ東部の停戦で合意に達したと発表した。ただしロシア側は「停戦合意ではない」と主張している。

ポロシェンコ大統領の報道官は公式ウェブサイト上で「会談の結果、ウクライナ東部での全面的な停戦で合意が成立した」と発表。さらに「両大統領は和平に向けた措置についても相互理解に達した」と述べた。停戦の時期など、詳細は明らかにしなかった。

一方、ロシアのペスコフ大統領報道官はCNNに対し、「プーチン大統領は紛争の当事者ではない。したがって停戦に同意できる立場にない」との見解を示した。そのうえで「合意が成立したのは、停戦に至る道筋だ。重要なのは流血と銃撃を終わらせることであり、だれもが沈静化を目指している」と語った。

ロシアの国営タス通信によると、同国のペスコフ大統領報道官は会談後、「両首脳は流血を止めるための最優先措置について意見を交換した。危機をいかにして収束させるかというプーチン大統領の考えは、ポロシェンコ大統領の考えとほぼ一致している」と語った。

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