少数民族1万7000人孤立、国連が懸念 イラク北部

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イラク北部で少数民族の町が孤立しているとして国連が警告を発している

イラク北部で少数民族の町が孤立しているとして国連が警告を発している

イラクの新首相に指名されているアバディ国民議会(国会)副議長は、抵抗を続けるアメルリの住民らを「英雄的」とたたえ、IS打倒への第一歩になるとの見方を示した。

イラク北部では、ISに村を包囲されたクルド系少数宗派ヤジディ教徒が山間部へ逃げ込んだまま孤立し、米軍が「虐殺を防ぐため」として空爆に踏み切った経緯がある。

一方、首都バグダッドの中心部では23日、情報省の本部を狙った自爆テロがあり、少なくとも4人が死亡、35人が負傷した。

北部のクルド人自治区に隣接するキルクール市内では同日、車に仕掛けた爆弾3発と路肩爆弾1発による連続テロが発生し、警察によると少なくとも20人が死亡、113人が負傷した。車爆弾の現場2カ所は、クルド人部隊ペシュメルガの拠点の工事現場だった。

ISは22日、北東部ジャラウラの戦闘でメンバー50人が死亡したことを受け、ペシュメルガへの報復を宣言していた。

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