韓国船沈没、乗船の高校生が脱出の様子を証言

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脱出した生徒が裁判で証言を行った。事故では高校生ら約300人が死亡している

脱出した生徒が裁判で証言を行った。事故では高校生ら約300人が死亡している

(CNN) 韓国の客船セウォル号の沈没事故で殺人罪などに問われた船長らに対する公判が28日に安山市の裁判所で行われ、同船に乗っていた高校生などが証人として出廷した。

4月16日に起きたセウォル号の沈没事故では、修学旅行中の生徒数百人を含む少なくとも294人が死亡した。現在でも10人の捜索が続けられている。

この事故でイ・ジュンソク船長と乗員3人が殺人罪で起訴されたほか、乗員12人も職務放棄などの罪に問われている。船長らは起訴内容を否認している。

28日の公判では高校生6人が証言に立った。女子生徒の1人は、ライフジャケットを着て船上で待機するよう指示されたと語り、脱出するようにとの指示は聞こえなかったと振り返った。

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