アルジェリア機からフライトレコーダー回収 生存者なし

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嵐の中の飛行は?

(CNN) フランスのオランド大統領は25日、西アフリカのマリで墜落したアルジェリア航空機の墜落現場からフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収したと発表した。生存者については「残念ながらいなかった」と述べた。

オランド大統領によると、墜落したアルジェリア航空機の残骸が発見された場所はブルキナファソとの国境に近いマリのゴシ地区だという。大統領は、残骸が「バラバラの状態で」発見されたと述べた。発見されたフライトレコーダーはマリの都市ガオに移送され、調査が行われるという。

アルジェリア航空によると、墜落した5017便(MD83型機)は24日未明にブルキナファソの空港を出発し、アルジェリアに向かったが、離陸から約1時間後に悪天候のため飛行経路を変更した後、消息を絶ったという。

オランド氏は「これまでに分かっているのは、同機の残骸が限られた範囲に集中しているということだ」とし、さらに「まだ(事故原因について)結論を下すのは時期尚早であり、いずれ明らかになるだろう。悪天候など、さまざまな仮説があるが、事件の全容を把握するため、いかなる可能性も排除しない」と付け加えた。

オランド氏によると、仏政府は26日、同機に搭乗していたフランス人犠牲者の遺族を外務省に招き、事故に関する最新の情報を提供するという。

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