ケニア沿岸部で過激派襲撃、22人死亡 

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ケニアで武装勢力による襲撃事件が続く

ケニアで武装勢力による襲撃事件が続く

(CNN) ケニア沿岸部の2カ所が6日未明、武装勢力の襲撃を受け、同国の赤十字によると少なくとも22人が死亡した。

東海岸の観光都市ラム近郊のヒンディでは少なくとも13人が死亡した。この近くのムペケトニでも先月、深夜に武装勢力の襲撃があり、数十人の死者が出ていた。

続いてガンバの警察署が襲われ、9人が死亡、1人が病院に収容された。さらに1人が行方不明となっている。

隣国ソマリアを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系の過激派「シャバブ」が犯行声明を出した。シャバブの報道官はソマリアのラジオ局に「われらの戦士たちは50人を殺害し、無傷で基地に戻った」と発表。今後さらに攻撃を続けると宣言した。

ケニアでは今年5月、「テロ攻撃の危険が高まっている」とする米英両国からの警告を受け、観光客数百人が一斉に避難した。

シャバブはソマリアでの掃討作戦にケニア軍が参加したことに対する報復として、ケニアでのテロ攻撃を繰り返している。首都ナイロビ郊外で昨年起きたショッピングモール襲撃事件では、70人近い死者が出た。

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