スーダンで死刑判決受けたキリスト教女性、控訴審で釈放

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スーダンでキリスト教の信仰を捨てることを拒否して死刑を言い渡された女性と夫

スーダンでキリスト教の信仰を捨てることを拒否して死刑を言い渡された女性と夫

(CNN) スーダンでキリスト教の信仰を捨てることを拒否し、死刑を言い渡された女性(27)が、控訴審で釈放された。女性の担当弁護士が23日に発表した。

女性は先月、イスラム教への背教罪などでむち打ち100回と絞首刑を言い渡され、拘置所に収容されていた。弁護士によると、控訴審ではこの一審判決に不備があったとの判断が下された。

女性の夫はキリスト教徒の米国人男性。スーダンでは異教徒との結婚が法律上認められないため、女性は姦通罪にも問われていた。

夫は車椅子で生活し、生活全般にわたって介護を必要としている。女性の収監後、CNNとのインタビューで「ただ祈るばかりだ」と話していた。女性は釈放後に夫と再会したという。

女性は1歳8カ月の息子と共に拘置所に入り、先月所内で女児を出産した。

死刑判決に対しては欧米の大使館が抗議するなど、国際社会から非難の声が集中していた。

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