ウクライナ東部で軍用機を撃墜、49人搭乗 最悪の被害か

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ウクライナ国内では軍と親ロシア派の間で戦闘が続いている

ウクライナ国内では軍と親ロシア派の間で戦闘が続いている

(CNN) ウクライナ軍筋は13日、親ロシア派武装勢力との交戦が続く東部ルガンスク市で少なくとも49人が乗った同国軍の軍用機が撃墜されたと明らかにした。東部の制圧作戦でウクライナ軍が受けた被害としては最悪規模になる可能性がある。

死者数や生存者の有無などはわかっていない。撃墜に関与した勢力の身元なども伝えられていない。

ウクライナ軍のテロ対策作戦本部の当局筋によると、同機は「イリューシン76型機」で、ルガンスク市の空港へ着陸進入中だったという。

東部ではウクライナ軍による掃討作戦が続行しており、同国政府は13日、ドネツク州マリウポリを制圧したと発表した。ウクライナのアバコフ内相のゲラシェンコ顧問によると、作戦で「テロリスト」30人以上を拘束し、敵の拠点を破壊した。残存勢力は民家や建物の地階に逃げ込んだという。ウクライナ軍兵士4人が負傷した。

港湾都市のマリウポリは過去数カ月間、政府軍と親ロシア派勢力による攻略が繰り返されてきた。

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