ウクライナ東部の住民投票終了 不正疑惑も

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「独立」問う住民投票 ウクライナ東部

ウクライナ東部ドネツク(CNN) ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州で11日、事実上の独立の是非を問う住民投票が実施された。不正の疑いも指摘されたが、投票を主導した親ロシア派はこれを否定している。

住民らは、親ロシア派が樹立を宣言した「ドネツク人民共和国」の独立を支持するかどうかという問いに、「はい」または「いいえ」で答えて投票した。古い有権者名簿に記載されていない住民も、身分証明書類を提示すれば投票を認められた。

重複投票を防ぐ仕組みは見当たらなかった。CNN取材班はある投票所で、数人の住民が2回投票する現場を目撃した。ドネツク州スラビャンスク近郊で、独立支持の票が入った箱を車で運んでいた3人組の拘束現場をカメラがとらえたとの情報もある。

これに対し、ドネツク人民共和国の選管責任者は11日午後、「投票所には長い列ができていて、多くの住民は1回投票するだけでも精一杯だった」と反論。投票率は非常に高く、票を水増しする必要などなかったとも主張した。

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