米、日本にイージス艦2隻を追加配備へ 北朝鮮の脅威に対抗

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軍事パレード時に公開された北朝鮮のミサイル=2010年10月、平壌

軍事パレード時に公開された北朝鮮のミサイル=2010年10月、平壌

(CNN) 日本を訪問中のヘーゲル米国防長官は6日、北朝鮮からのミサイルの脅威に対抗するために弾道ミサイル対応型のイージス艦2隻を日本に追加配備すると表明した。

ヘーゲル氏は小野寺五典防衛相との会談後の記者会見で「会談の主な焦点は北朝鮮からの脅威だった」と語り、最近のミサイル発射をはじめとする「挑発的な行動パターン」への対抗措置として、2017年までに日本にイージス艦を配備する方針を明らかにした。米軍が日本に展開する弾道ミサイル対応型イージス艦は、これで計7隻となる。

米国防省は昨年10月に京都府京丹後市への早期警戒レーダー増設を決めるなど、日本での警戒態勢の強化を進めている。ヘーゲル氏は、これらによって「北朝鮮の弾道ミサイルの脅威から日本と米本土を守る能力は大きく増強される」と強調した。

ヘーゲル氏はまた、中国が尖閣諸島の領有権を主張するなど近隣諸国との対立を深めていることについて、「大国には大きな責任がともなう」「軍事力をどう使うかといった責任について中国側と話し合いたい。透明性が高まれば誤解を避け、紛争の危険性を抑えることができる」と述べた。

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