ロシア軍、ウクライナ国境から一部撤退か

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備えを固めるウクライナの人々

(CNN) ドイツ首相府の発表によれば、ロシアのプーチン大統領が31日に行われたドイツのメルケル首相との電話会談で、ウクライナとの国境地帯に展開しているロシア軍の一部撤収を命じたことを明らかにした。

一方、ロシア政府の発表では、両首脳がウクライナに関して「安定を取り戻すための国際支援の可能性」も含めて協議したとしたものの、撤収については言及しなかった。

プーチン大統領の命令に関する詳細は現時点で不明だが、撤収が実現すれば、冷戦以来最悪といわれる緊張状態の緩和につながる可能性もある。

これに先立ちロシア国営イタル・タス通信は同日、軍の1部隊が国境地帯を離れ、ロシア国内の基地に撤収していると伝えた。現時点で部隊の人数などは不明。

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