マレーシア機不明、アンダマン諸島に向かった可能性も

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マレーシア機、アンダマン諸島に向かった可能性も

ワシントン(CNN) マレーシア航空機が今月8日未明に消息を絶った問題で、米国とマレーシアの政府が電子・衛星データを極秘に分析した結果、行方不明となっているマレーシア航空370便(ボーイング777型機)は、インド洋北東部のベンガル湾か、インド洋のどこかに墜落した可能性が高いという。CNNの取材で14日に明らかになった。

この説は、先に米当局者が明らかにした情報に基づいている。この当局者によると、同機に搭載されていた自動報告システムが、報告されている同機と航空管制官との最後の交信から数時間、複数の衛星と交信していたことが確認されたという。衛星通信サービス企業のインマルサットも、この自動信号が同社のネットワークに登録されていたことを確認している。

また、ある航空業界筋も、航空機を識別するためのトランスポンダー信号が同機から最後に発信された後に自動報告システムからのピン(ping)が受信されていることから、同報告システムは最長で5時間は正常に機能していたと見られるとしている。

これらの情報を総合すると、一連のデータは何者かがテロなどの目的で同機を乗っ取った可能性を示している。

この説が浮上するきっかけとなったのが、同機がトランスポンダーによる通信を断った後、何度か大幅な高度変更を行ったとする米紙ニューヨーク・タイムズの記事だ。

同紙はデータに詳しい情報筋の話として、同機が民間のレーダー画面から消えた直後に4万5000フィート(約14キロ)上昇したことがマレーシアの軍事レーダーで確認されたと報じている。

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