ロシア軍、演習終了後も部隊多数が撤退せず ウクライナ情勢

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クリミアのアクショノフ氏インタビュー

(CNN) 緊迫するウクライナ情勢で、米政府当局者は5日、ウクライナ国境近くでロシア軍が実施していた大規模軍事演習は終了したものの、参加していた部隊の多数が撤収せず演習地に依然とどまっているとの見方を示した。

また、ロシア国内もしくはウクライナ南部のクリミア地方でロシア軍に大きな戦略的な動きは2日連続で見られないことも明らかにした。

一方、米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は5日、クリミア半島地域で活動が確認されている謎の武装兵士がロシア軍であるとの証拠はまだ入手していないと述べた。その上で、時間が経過すれば証拠は得られるだろうとの見通しも示した。

ロシア系住民が多いとされるクリミア自治共和国ではウクライナの新政権に反発し、ロシアへの帰属の是非を問う住民投票も近く予定されている。同共和国内の軍拠点では制服の記章を外した武装部隊の活動が目撃され、ロシア軍兵士との見方が強い。

同共和国のアクショノフ首相は5日、CNNとの単独会見に応じ、これら武装部隊はロシア人ではないとし、軍の主要施設の警護はクリミアの住民が担っていると言明。ただ、ロシア軍に以前従軍していた住民がロシア軍の制服を保有し続けている場合もあると説明した。

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