機内トイレに放火?、旅客機が緊急着陸 エティハド航空

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エティハド航空機は煙を探知したため緊急着陸した

エティハド航空機は煙を探知したため緊急着陸した

(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空機内で飛行中にトイレの煙探知機が相次いで作動するトラブルがあり、同機はインドネシアのジャカルタに緊急着陸した。

エティハド航空によると、トラブルが起きたのは17日にオーストラリアのメルボルンからアブダビに向かっていたEY461便。機内の2カ所のトイレで煙が感知されたことから、安全を期すため機長の判断でインドネシアのジャカルタに緊急着陸した。

オーストラリアの新聞は同機に乗っていた乗客の話として、「ものすごく煙たかった。機内中に煙が充満しているようだった」と伝えている。

同機はジャカルタで機内の捜索や乗客と手荷物の検査を行った後、アブダビに向けて出発した。この時点で降ろされた乗客がいたかどうかは不明。

ところがアブダビ到着の2時間前になってまた、トイレの煙探知機が作動した。これを受けて客室乗務員は通常の機内サービスを中止し、各トイレを監視して乗客の利用に目を光らせた。

同機は予定より4時間遅れてアブダビに到着した。負傷者などは出ていない。

エティハド航空によれば、アブダビの治安当局は乗客12人を拘束したが、逮捕には至っていないという。

同航空の発表では放火の可能性については言及していない。しかし複数の乗客が、ジャカルタ着陸の際に、何者かが機内で放火したという説明があったと証言している。

アブダビでは全乗客と乗員が当局の事情聴取を受けた。オーストラリアの新聞は、女性の乗客1人が容疑をかけられていると報道。一方、乗客の1人は、中東系の男性2人がアブダビで警察に拘束されたと話している。

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