自爆犯食い止め死亡した少年、学校の名に パキスタン

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少年が自爆犯を食い止める

(CNN) パキスタンで14歳の少年が学校の校門前で自爆テロ犯を食い止めて死亡した事件で、州当局は13日、この少年に敬意を表して学校名を改名すると発表した。

北部カイバル・パクトゥンクワ州の学校に通っていた中学生のエティザズ・ハッサン・バンガシュ君は6日の登校途中、不審な男を発見。校門から侵入しようとしてエティザズ君につかみかかられた男がとっさに爆弾を爆発させ、2人とも現場で死亡した。

同州首相は議会でこの事件に触れ、同校にエティザズ君の名を付けると表明した。エティザズ君は身を犠牲にしてたくさんの同級生の命を守ったと紹介している。

これに先立ち同国のシャリフ首相も10日、民間人の勇気をたたえる栄誉賞をエティザズ君に贈呈すると発表した。同賞は、イスラム勢力タリバーンに襲撃されて重傷を負いながら教育の権利を訴えている少女マララ・ユスフザイさんにも贈られている。

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