ロシア南部の駅で自爆テロ 16人死亡、34人負傷

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ロシアの駅で自爆テロ

モスクワ(CNN) ロシア連邦捜査委員会は29日、ロシア南部ボルゴグラードの駅で同日、大きな爆発があり、少なくとも16人が死亡したと明らかにした。

当局者によると、爆発は現地時間午後0時45分ごろに発生した。

捜査委員会のマルキン委員長によると、自爆犯は女で、駅の金属探知機を通過する前に爆弾を爆発させたという。委員長は、この爆発でこれまでに16人が死亡、9歳の少女を含む34人が負傷したと述べた。RIAノーボスチ通信が地元の知事の話として報じたところによると、負傷者の少なくとも約半数が重体だという。

自爆犯は、トリニトロトルエン(TNT)火薬10キロ相当の爆弾を使用したという。現場では爆発していない手榴弾(しゅりゅうだん)も発見された。今のところ犯行声明は出ていない。

ボルゴグラードは、来年2月に冬季オリンピックが開催されるソチから1000キロ弱の距離にあり、今年10月にも路線バスで自爆テロがあり、6人が死亡、30人以上が負傷した。地元メディアは、ダゲスタン共和国出身のイスラム教徒の女の犯行だと報じた。

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