ダイアナ元妃の死、「英軍関与」の説に根拠なし 警察が結論

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(CNN) 英国のダイアナ元妃が1997年8月に死去した経緯を巡り、背後で英陸軍特殊部隊(SAS)が関与していたとの説を調べていたロンドン警視庁は17日朝までに、この説には信頼に足る証拠がないとの結論に達した。

警視庁の声明は「証拠となり得る手掛かりを十分に検討するためにすべての可能性を客観的に調べた」としたうえで、「この説に根拠があることを裏付ける証拠はないというのが最終的な結論だ」と述べている。

ダイアナ元妃はパリ市内で、交際相手のドディ・アルファイド氏らと乗っていた車がトンネルに激突、同氏や運転手とともに死亡した。捜査の結果、運転手の飲酒運転とスピード違反による事故死と断定されたが、その後も陰謀説が繰り返し浮上してきた。

SAS関与説は今年8月、英PA通信や英紙サンデー・ピープルなど複数の英メディアが伝えた。それによると、SASの隊員が元妻との会話で「ダイアナ元妃の死にはSASが関与した」と話し、その後の離婚争議で元妻の両親が軍や警察に伝えた。この隊員は過去にも軍法会議で同じことを証言していたという。関与の具体的な内容は報道されていなかった。

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