襲撃犯、モール内部に武器隠匿や店舗「賃借」か ケニア

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襲撃犯は事前に武器を隠すなどの準備をしていた可能性があるという

襲撃犯は事前に武器を隠すなどの準備をしていた可能性があるという

ナイロビ(CNN) ケニアの首都ナイロビ郊外のショッピングモールで起きた襲撃事件で米政府当局者は26日までに、実行犯グループが襲撃前にモール内に武器類を隠していたり、店舗を借りて襲撃の拠点にしていた可能性があるとの見方を示した。

また、襲撃犯がモール内の見取り図を入手、従業員、モール関係者用の通路、階段や換気システムの位置を把握していたとする一部情報に注目しているとも述べた。

事件では隣国ソマリアを拠点とするアルカイダ系の武装組織「シャバブ」が犯行声明を出した。

同当局者は米国がこれまで得た事件関連情報を踏まえ、用意周到に準備された犯行と明言。突然モールに飛び込んで起こし得るような事件ではないと述べた。

また、襲撃はシャバブの強硬派のアーメド・アブディ・ゴダネ指導者が命令したとの見方を強めている。今回のような犯行は同指導者抜きでは実行されないとも分析した。

ケニアのケニヤッタ大統領によると、事件では少なくとも民間人61人と治安要員6人が死亡。実行犯の5人が殺害され、11人が事件に関与した疑いで拘束された。モールの建物は一部倒壊しており、がれきの除去などの作業が進めば新たな犠牲者が見つかる恐れもある。

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