大飯原発4号機を停止、原発稼動は再びゼロに

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東京(CNN) 日本国内で唯一稼動していた関西電力大飯原発4号機が定期検査のため16日までに運転を停止し、全国50基のうち稼動する原発がゼロになった。

東京電力福島第一原発事故の後、日本では原発やその管理体制に対する疑念が強まり、昨年5月には北海道電力泊原発3号機を最後にいったん50基すべてが停止した。その後、電力不足への懸念から大飯原発の3、4号機の再稼動が認められていた。3号機はすでに今月初めに運転を止め、定期検査に入っている。

福島第一原発の事故が起きる前、日本は総発電量の30%を原子力発電でまかなっていた。原発停止により化石燃料の輸入が増加している。

一部の原発については再稼動に向けた安全審査が進んでいるが、稼動時期などは確定していない。

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