シリア化学兵器攻撃、「実行者」の特定示唆か 国連調査報告書

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(CNN) シリア内戦での化学兵器使用疑惑で、フランスのファビウス外相は12日、先月下旬にシリアの首都ダマスカス郊外で同兵器攻撃の有無を調べた国連調査団による報告書は今月16日に公表され、攻撃へのアサド政権の関与を示唆する内容が確実に盛り込まれるだろうとの見方を示した。

フランスのラジオ局RTLとパリで会見して表明した。

シリアの反体制派によると、政権軍による化学兵器攻撃は先月21日にダマスカス郊外の東グータ地区で発生したとされる。アサド政権は逆に、反体制派が使用したと反論している。

外交筋はCNNの取材に、国連調査団の報告書は16日に提出されると指摘。ただ、別の消息筋は16日もしくは17日になる可能性もあるとした。

国連は、報告書の提出時期について詳細を示していない。シリア情勢の流動的な要因が報告書提出の遅延につながる可能性もある。

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