薄熙来・元書記の公判が結審、判決は後日 中国

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薄被告、罪状争う

(CNN) 収賄と横領、職権乱用の罪に問われた中国共産党の元重慶市党委員会書記、薄熙来(ポーシーライ)被告(64)に対する公判は26日、5日間の審理を終えて結審した。中国国営新華社通信が伝えた。

山東省済南市の中級人民法院(地裁に相当)は後日、判決を言い渡す。判決が言い渡される日時は未定。

公判前は迅速な審理が行われるとの見方も出ていたが、5日間にわたった審理の中で、薄被告は収賄や横領、職権乱用の罪について反論し、争う構えを見せた。

職権乱用を巡る審理では、元側近の王立軍受刑者が行った薄被告に殴られたなどとの証言について、証言にはいかなる信頼性も法的な信用もないなどと非難していた。

重慶市の副市長だった王立軍受刑者は昨年2月、身の危険を感じたとして亡命を求めて米総領事館に駆け込んだが、その後、国を裏切ったなどとして懲役15年の刑が下されている。

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