米無人機、イエメンでアルカイダのメンバー4人を殺害

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イエメンの首都サヌア。テロを警戒し米英など各国が大使館の閉鎖を決めた

イエメンの首都サヌア。テロを警戒し米英など各国が大使館の閉鎖を決めた

(CNN) イエメンで6日、国際テロ組織アルカイダのメンバー4人が米軍の無人機による攻撃で死亡した。米政府がアルカイダによる攻撃を警戒し、在外公館を閉鎖した措置との関連は明らかでない。

イエメン当局者によると、米無人機の攻撃は過去10日間のうちに4回実施されている。一方、米国務省は同日、イエメンでテロや暴動の恐れが強まっているとして、同国に滞在する米国人にただちに国外へ退去するよう指示した。米政府職員も緊急要員を除いて全員退去するよう求めている。

米政府は最近、アルカイダの指導者アイマン・ザワヒリ容疑者が、同容疑者に次ぐナンバー2に任命されたイエメン人、「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」のナーセル・ウハイシ指導者に「行動を起こせ」と指示した通信を傍受。イエメンを舞台とした大規模テロ計画への懸念を強めている。

米政権高官がCNNに語ったところによると、米関連施設などを狙ったテロ計画の容疑者らが見つかった時に備え、米軍特殊部隊がヘーゲル国防長官の指示の下、先週から待機状態に入っている。同高官は、情報の性質上、具体的な部隊や場所は公表できないと述べた。

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