世界の貧困層は減少? 実は中国が・・・

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アフリカでの貧困層の減少も主な要因は経済成長だった

アフリカでの貧困層の減少も主な要因は経済成長だった

だが、1980年代からの開放政策と、1990年代に古びた社会主義的規制の大半を撤廃したことにより、2000年代半ばには経済成長率は9%前後となった。経済成長により、中間層が生まれ多くの人が貧困から抜け出した。

自由経済を支持する米ケイトー研究所は、これらの改革が20年早く実施されていれば、インドの今日の貧困人口は1億7500万人程度少なかっただろうと試算している。そのため、貧困層に最大の影響を与える最近のインドの経済成長率低下は問題である。

アフリカで見られる変化も、最貧困層にとってはまだ遅すぎるものだ。1981年以降、貧困率は、開発途上国と世界全体の双方で着実に低下して来ている。

しかし、サハラ以南のアフリカでは、1980年代と90年代には、貧困率が僅かではあるが上昇した。それが、低下に転じたのはごく最近のことで、主に経済成長のおかげだった。

世界の貧困は減少してはいるが、そのほとんどは中国が達成したものである。

そして、中国共産党のおかげで分かったことは、貧困を減らす正しい方法は、なんと資本家が主導する経済成長だということだ。

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